イミダペプチド 疲れ

私たちが感じる疲労には2種類あります。
ひとつは肉体的な疲労で、激しいスポーツや、一日中歩きまわった後などで、体がグッタリするものです。
もうひとつは精神的な疲労で、頭を使う仕事をしたり、強いストレスや緊張することがあった後などに、脳だけが疲れているような感覚のものです。

 

2種類の疲労。原因は別々ですが、実は身体の中では同じ物質が原因で私たちは「疲労」を感じているんです。

 

それは活性酸素の働きによるもの。

 

運動や頭脳労働などで体内に大量発生した活性酸素が周りの細胞を傷つけて(酸化ストレスと言います)、細胞本来の機能を維持できなくなることで疲労が起こります。

 

実は、この酸化ストレスが最も激しく起こるのが脳なのです。

 

長時間ジョギングをすると「体が疲れた」と感じますよね。しかし、ある実験では、4時間体に負荷を与える運動を続けても、筋肉や肝機能にほとんど影響しないことが分かりました。
ではなぜ「疲れた」と感じるのでしょうか。

 

運動により、心拍数、呼吸が速くなり、発汗します。それを秒単位で制御しているのが脳にある自律神経の中枢(視床下部など)です。
運動を続けると、この自律神経での処理が増加し、脳内で活性酸素が大量発生、酸化ストレスにさらされて、脳が疲労してしまいます。
脳疲労状態になると、ヒトは体が疲れたというシグナルを眼窩前頭野に出し、疲労感を自覚するようにできています。

 

したがって、疲労が起こるのは、筋肉ではなく、主に脳なのです。

 

 

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